帯状疱疹はワクチンで予防できる感染症です

帯状疱疹は、80歳までに

約3人に1人がかかる身近な病気です。

帯状疱疹はワクチンで予防できる感染症です。

30年以上にわたり、子供の水疱瘡予防に使用されてきた水痘ワクチンが、

50歳以上の方の帯状疱疹予防に使用できるようになりました。

ワクチン接種希望の方は、当院窓口でお申し込みください。

接種数 1回(約10~15年有効です)

帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは?

帯状疱疹は、「みずぼうそう(水痘)」にかかったことのある人がなる病気で、水ぶくれを伴う赤い発疹が、体の左右どちらかに帯状にでます。

チクチク、ピリピリ、ズキズキ、強い痛みを伴うことが多く、発疹が治っても、長い間(3~6ヵ月以上)痛みが続くこともあります。

帯状疱疹ワクチンについて

帯状疱疹は体に赤い水ぶくれの発疹が出現し、強い痛みを伴う病気です。
子供のころにかかった水ぼうそうウイルスへの免疫力が大人になり低下したことで
発症します。80歳以上では3人に一人が発症する可能性があり、不快な痛みの後遺症が何年も続く場合や、発症した部位によっては顔面神経麻痺や強いめまいを起こすこともあります。
50歳を過ぎたら「帯状疱疹ワクチン」を打つことをぜひ考えてみてください。

帯状疱疹のワクチンには主に2種類あります。

水痘帯状疱疹ワクチン
(子供の水痘ワクチンと同じ)
シングリックス
(合成ワクチン)
特徴弱毒化生ワクチン不活化ワクチン
接種回数1回2ヵ月間隔で2回
効果5~8年(個人差あり) 発症予防効果はシングリックスよりやや劣るが、重症化予防効果あり9年以上 発症予防効果が高い 生ワクチンが打てない方にも 接種可能
副反応非常に少ない注射部位の痛み・腫れ 倦怠感がやや強い
当院価格 (R5年10月)7.500円(税込み)1回22.000円(税込み) (2回接種が必要)
予約不要 (在庫確認のため事前に電話連絡が望ましい)要予約 (希望日の3日前までに)

多くの方は経済的な水痘帯状疱疹ワクチンを選択されますが、免疫力の低下された方や確実に発症を抑えたい方、重大な持病のある方はシングリックスをご検討ください。